「高齢出産」という言葉は日本だけかと思いきや、WHO(世界保健機構)を中心に世界的に使われている言葉です。初産であっても、2回目であっても、40歳以上で妊娠・出産されることをさしますが、日本では一般に「35歳以上の初産、2回目以降の40歳以上の出産」を高齢出産といいます。

高齢出産は障害を持つ子供が生まれたり、周産期(妊娠満22週から生後満7日未満までの期間をいい、合併症妊娠や分娩時の新生児仮死など、母体・胎児や新生児の生命に関わる事態が発生する可能性がある)の死亡やトラブルのリスクが高いといわれています。それでもそのリスクを覚悟して、乗り超えてでも子供が欲しいという人はいます。

ちなみに実際どれくらいの高齢出産の人がいるかというと、次のような調査データがあります。

北海道:個人産院 7~10%
青森:助産院 6.3%(112人中7人)
石川:助産院 過去のデータは年間比率5%.10%.16%.31%と増加傾向
神奈川:個人産院 8%
大分:総合病院 1~2割
東京:総合病院 1割
東京:個人産院 1割
愛知:個人産院 約1割

このデータによると地域によって多少のバラつきはありますが、全産婦さんの約1割は高齢出産ということになります。意外に高い数字で私も驚きました。

私のように高齢出産で(しかも初産で)健康な赤ちゃんを出産している人はたくさんいますから、高齢出産だからといって、過度に不安になることはないようです。しかし、何らかの異常をもって生まれてくる赤ちゃんがいるのも事実です。40歳代の母親からは、100人に1人の割合で染色体異常が発生しており、それも、年齢と共に割合も高くなっています。高齢出産になるほど障害を持って生まれてくる赤ちゃんの数、それにともなう周産期の死亡やトラブルのリスクは高くなると認識していいものでしょう。



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