「高齢出産の経済的メリット」とつながりますが、高齢出産のお母さんたちの多くは、仕事を持つ女性ではないでしょうか。仕事が楽しくて、つい婚期も子供を持つことを先延ばしにしてしまった女性です。かくいう私も、仕事にかまけて気づいたらこの年齢……。せっかくここまで積み上げてきたものがあるのだから、
「妊娠、出産でやめてしまうのはもったいない」
「子供がいても仕事は続けたい」
と希望するお母さんは多いと思います。それとやはり、経済的な部分で少しでもプラスにしておきたいという現実もあります。
その一方で、もうこの年齢までじゅうぶんに仕事をしてきたから、あとは子育てという新しい“仕事”に集中したい、というお母さんもいます。30代後半になり、自分の能力もある程度見えて、仕事に慣れも出てきた頃、「新しい何かに挑戦したい」と思う、キャリアウーマンならではの心理ともいえるでしょう。また、わりと冷静に妊娠そのもの女の人生の“イベント”と捉えて、大変なことも「楽しいこと」と捉えようとポジティブです。
経済的、精神的なゆとりがどれくらいあるかによって仕事の仕方の選択は幅広くあります。キャリアもじゅうぶんな高齢出産のお母さんは、出産後、仕事に復帰することは、若いときにお母さんになった人よりも、チャンスはあるでしょう。
高齢出産による、仕事と子育ての両立は、体力的には大変厳しいものがありますが、ベビーシッターを雇ったり、託児所に預けるなどができるのも、収入があるお母さんの強みです。
出産を「女の一生の仕事」として専業となるか、「個人のキャリアを高めることも忘れたくない」として復帰するかは、その人の精神的、経済的なゆとりが大きく左右してくるものです。高齢出産による、出産後の選択肢は広く、ある種、豊かな子育て生活になる、そんな経済的・精神的なゆとりがあるのも高齢出産の強みではないでしょうか。
スポンサード リンク